ビルバオからサンセバスチャンへの移動

ビルバオからサンセバスチャンへのバス 行き方
サンセバスチャン行き高速バス(ビルバオ市内の新しいバスターミナル)

2024年の春に、ビルバオ市内からサンセバスチャンまで高速バスで移動しました。このページでは、バス、タクシー、電車の移動方法の比較と、ビルバオ市内の新しいバスターミナルからの行き方などをご紹介します!

ビルバオからサンセバスチャンへの移動の選択肢

グッケンハイム美術館 外観
ビルバオ市内の観光名所・グッケンハイム美術館。

美食の街、サンセバスチャン。日本からのアクセスは大変で、ヨーロッパのハブ空港を経由してビルバオ空港へ行き、そこからバスでサンセバスチャンに移動する方法が一般的です。

サンセバスチャンにも市街から電車で30分ほどの場所に小さな空港があるのですが、ほぼスペインの国内線のみで、バルセロナやマドリードからサンセバスチャンに移動する人向けの行き方です。

多くの人はビルバオからサンセバスチャンに移動します。ビルバオとサンセバスチャンは直線距離で約80km。その移動方法を表にまとめました。

移動方法人気時間料金頻度
タクシー×
バス(空港から)
バス(市内から)
電車
ビルバオからサンセバスチャンへの行き方まとめ

タクシーなら乗るまでの待ち時間が少なく、乗車時間も1時間少しくらいで最短ですが、値段は150ユーロ以上。バスは乗車時間だけで90分弱かかりますが、料金は10ユーロ前後とお手頃。バスク鉄道(Euskotren:エウスコトレン)もありますが、各駅停車で約30駅、2時間30分もかかるので、あまりメジャーな移動方法ではありません。

今回の旅行ではもっともメジャーな移動方法であるバスを選択。ビルバオからサンセバスチャンへのバスは、ビルバオ空港、もしくは、ビルバオ市内のバスターミナルから出ていますが、ビルバオ観光をしてからの移動だったので、ビルバオ市内のバスターミナルから移動しました。

ちなみに、チケット販売サイトや時刻表では「サンセバスチャン」をバスク語でDONOSTIA(ドノスティア)と表記しています。現地でもDONOSTIAとの案内しかないことがあるので知っておくと便利です。

ビルバオ空港からサンセバスチャンへのバス移動

ビルバオ空港からのバス移動についても移動方法を検討しているときに詳しく調べましたので、ここで簡単にご紹介します。バス乗り場は、空港を出てスグのところにあります。空港を出て右のほうがビルバオ市内行き、もう少し手前がサンセバスチャン行きのバス乗り場です。チケットは、事前もしくは直前に公式サイトで購入するか、現地の券売機で購入することになります。2024年6月にPESANET(PESA公式のバスチケット販売サイト)で確認してみたところ、ビルバオ空港(AIREPORTUA BILBAO)からサンセバスチャン(DONOSTIA)までのバスは、頻度は1時間に1本、料金は12.9ユーロになっていました。

ビルバオ市内からサンセバスチャンへのバス移動

ビルバオ市内に滞在してからサンセバスチャンに向かう場合は、ビルバオ市内のバスターミナルからサンセバスチャン行きのバスに乗るのが便利です。

ビルバオ市内のバスターミナルからサンセバスチャンへのバス会社はALSA(アルサ)とPESA(ペサ)の2社があり、ALSAのほうが安く、PESAのほうが安定運航、とのことだったので今回はPESAを選びました。

ビルバオ市内の新しいバスターミナル

ビルバオ市内のバスターミナル「Bilbao Intermodal Station(ビルバオ インターモーダル ステーション)」は、ビルバオの新市街の西の方にあり、地下鉄のSan Mames(サンマメス)駅から地下道で直結。トラムのSan Mames駅からもスグの場所にあります。

メトロのSan Mames(サンマメス)駅とビルバオ市内のバスターミナルの接点
San Mames(サンマメス)駅で地下鉄を降りて数フロア上がってきたところ。この先がビルバオのバスターミナル。
メトロ直結の通路でバスターミナルに入ったところ。このフロアには待合いスペースなどがあり、1つ下のフロアがバス乗り場。

チケットは、事前に公式サイトで購入するか、現地の窓口で購入することになります。今回は事前に公式サイトで購入して、QRコード付きのチケットを印刷しておきました。

入場ゲートにQRコードを読み込ませてから、乗り場がある1つ下のフロアに移動します。あまり早くには移動できないようで、発車時刻の30分前になるまではQRコードを読み込ませてもゲートは開きませんでした。

写真右が下のフロアにあるバス乗り場へのゲート。発車30分前になってからQRコードを読み取らせて入場しました。

ちなみに、チケットには「PESA」と「LURRALDEBUS」のロゴが印刷されていましたが、avanza社がPESA社を買収したとのことで、現地の案内画面では「avanza」のロゴが表示されていました。

待合いスペースにある発車案内画面。画面に11番とあるのが乗り場ですが、けっこうギリギリまで表示されません。

発車の15分ほど前に、乗り場にサンセバスチャン行きバスが2台到着。発車10分ほど前に乗車開始。荷物を自分でトランクに置いてから乗り込みました。バスは大きめで、座席は通路を挟んで左右に2列ずつ、指定席ではないので空いているところに座ります。前後の間隔はやや狭いですが、新しい車両のようで外からの見た目も、車内もキレイでした。平日昼間の移動で、サンセバスチャン行きのバスは満席でした!さすが美食の街、人気のようですね!

サンセバスチャン行き高速バス2台のうち、1号車に乗りました。平日昼間で満席。

ビルバオ市内からサンセバスチャンへのバスのチケットと時刻表

2024年6月にPESANET(PESA公式のバスチケット販売サイト)で確認してみたところ、ビルバオ市内のバスターミナル(BILBAO)からサンセバスチャン(DONOSTIA)までのバスは、頻度はおおよそ1時間に1本、料金は12.9ユーロになっていました。

サンセバスチャンのバスターミナル

ビルバオのバスターミナルから出発したバスは、山の中の高速道路を1時間弱ほど走ってから、一度街の停留所に寄った後、サンセバスチャンのバスターミナルに向かいました。高速の道も整備されているようで乗り心地も快適でした。

到着地点は、サンセバスチャンのバスターミナル。こちらも地下にある大きなバスターミナルです。

サンセバスチャンのバスターミナル
サンセバスチャンのバスターミナルも地下にあり、雨の日は助かります。
サンセバスチャンのバスターミナルから地上に上がったところ。

ビルバオからサンセバスチャンへのバスでの行き方まとめ

ビルバオからサンセバスチャンへは高速バスでの移動がメジャー。ビルバオ空港から、もしくは、市内のバスターミナル「Bilbao Intermodal Station(ビルバオ インターモーダル ステーション)」から乗ることができ、90分弱でサンセバスチャンに移動することができます。今回利用したPESAのバスは大きくてキレイ。時間も正確で安心して移動することができました。チケットも事前に購入して印刷しておくことができて便利でした。ビルバオからサンセバスチャンへは高速バス移動がオススメです!

高台から見たサンセバスチャンのビーチ、ラ・コンチャ海岸。
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