紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 宿泊記

ホテル紫翠奈良の温泉露天風呂付デラックスルーム ホテル宿泊記
客室専用の温泉露天風呂

奈良公園のすぐ隣にある「紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良」に宿泊しました。奈良県知事公舎としても利用された築100年ほどの建物を改装したホテルで、昔のまま残されている空間がたくさんあり、とても興味深いホテルでした。「伝統と現代の結び」がコンセプトのこちらのホテルの建物や温泉露天風呂付のデラックスルーム、シャンパン・フリーフローや朝食の様子を詳しくご紹介します!

歴史ある建物をリノベーション!奈良公園の西端にあるホテル

ホテル紫翠奈良は、奈良公園の西端、興福寺や東大寺などの近くにあります。京都や大阪から奈良に移動する際は近鉄電車を利用する人が多く、その終着駅である近鉄奈良駅からは徒歩10分少し、タクシーだと5分ほどの距離です。JR奈良駅からだとタクシーで10分ほど。

今回は、近鉄奈良駅から徒歩で、興福寺や奈良公園の鹿を楽しみながら、ゆっくりとホテルを目指します。

奈良公園 鹿
奈良公園には至る所に鹿がいて、すごく近くで見られます。

ホテルの近くまで来てもホテルらしい建物が見当たらず、本当にここで合っているのかと少し心配になりましたが、ちゃんとありました。ホテル紫翠奈良は大通りから脇に入ったところにあり、とても静か。エントランス前の道路でも、鹿を見かけることがありました。

大通りから脇道へ入り、ホテル紫翠奈良のエントランス前に着きました。この先に日本庭園がある吉城園(よしきえん)の入り口があります。奥に見えているのは若草山。
ホテルエントランス
ホテル紫翠奈良の入り口。大きな門扉も当時のまま。鹿が入らないようにするための柵もあります。
ホテルエントランス
良く見ると奈良県知事公舎当時の表札が残っていますね。

100年の歴史を感じるロビーラウンジ寧楽

木造の趣のある廊下を抜けて、ロビーラウンジ「寧楽(ねいらく)」でチェックイン。部屋の雰囲気や家具からは、大正から昭和初期のテイストが感じられ、どこを見ても素敵です。

廊下の左右の建具はコートかけも含めて知事公舎当時のものだそう。
ホテル内観 ロビーラウンジ
ロビーラウンジ「寧楽」。天井や梁などは建築同時のものもまだ使われていて、床の絨毯と照明は当時使われていたものを模して作ったそう。
ホテル内観 ロビーラウンジ
照明と現代アート風の台座がとてもマッチしていて素敵です。窓の外の緑も映えますね。

庭園と外の小道を通って宿泊棟へ

チェックイン手続きを終えて、客室に案内してもらいます。宿泊棟は、歩行者専用の細い一般道路を挟んで、隣の区画にあります。

中庭
中庭を通って、宿泊棟へ移動します。どこかの日本庭園に迷い込んだみたい。
一度外の道路に出ます。右手がメイン棟、左が宿泊棟。この道路は一般の人は通りますが車は通らないので静か。
宿泊棟入り口。こちらは完全新築だそうです。白壁と植栽の緑が、青い空によく映えます。
宿泊棟エントランス
宿泊棟の中から、宿泊棟のエントランスを振り返るとこんな感じ。宿泊棟は左右に分かれていて、どちらも2階建て。棟に入るにはルームキーが必要です。

アップグレードチャレンジ!温泉露天風呂付デラックスルーム

ついに客室前に到着。今回の宿泊は、事前に申請していたマリオット・ボンヴォイのナイトリーアップグレードアワード(NUA)のおかげで、「温泉露天風呂付デラックスルーム」にアップグレードしていただきました!嬉しい‼

明るいエントランスとは対照的に、中に入ると明るさが控えめでとても落ち着いた雰囲気。

客室に入ると、ありました!奥の窓ガラスの向こうに温泉露天風呂が見えています!

部屋内観
部屋全景。かなり照度を落とした落ち着いた空間。40㎡以上ある広々ワンルームタイプ。
温泉露天風呂
ソファの奥にはアーチ型に切り取られた壁越しに露天風呂!このアーチは蔵をイメージされているそうです。なるほど!
横から見るとこんな感じ。ベッドはキングサイズ。
ベッド周辺
落ち着いた照明と家具が好印象。ベッド上の木材には印象的な手彫り風の模様があり、間接照明による陰影がなんとも素敵です。
素敵なラッピングのウエルカムスイーツがありました!
中はクッキーセットでした。右手のクッキーは鹿が型取られています。素朴な味で美味しかった!

光が差し込んで明るいシャワールーム

部屋の奥には洗面スペースとシャワールーム。外から光が差し込んでいて明るい!植栽の緑がとても綺麗で癒されます。

シックなタイル張りの洗面所。奥には中庭の植栽が見えていて明るい!
バスルーム
洗面台は広めのシンクが1つ。タオルはたっぷりあります。
アメニティ
朱色が映える箱の中にアメニティ。
アメニティ
歯ブラシなどと別に、「THERA」というオーガニック系のスキンケアセットも!高級スキンケアをお試しできるのが嬉しいですね!
ドライヤー
高級ドライヤー「REPRONIZER 27D Plus」。風量抜群、速乾です。

シャワールームは、奥に窓、左手に露天風呂に面したガラスがあり、とても明るい!もちろん、ブラインドを閉めて目隠しすることもできます。

シャワーはレインシャワーとハンドシャワーの2WAY。
シャンプーなどアメニティ
シャンプーやボディーソープなどは「BYREDO」。良い香りでとても癒されます!

坪庭を眺められる温泉露天風呂!

洗面スペースの扉を開けて露天風呂へ!明るく、外気が感じられて別世界。お湯が適温で、蓋を開けてすぐに入ることができました。

温泉露天風呂
お待ちかね露天風呂は循環式。普段は蓋をしています。
温泉露天風呂は、足を延ばせるくらいに大きく、中庭も眺められて最高に贅沢!庭との間にブラインドを下すこともできます。
温泉成分表は宿泊棟の入り口にありました。

カップボードとクローゼット

客室内のミニバーやクローゼットなどの設備、パジャマやスリッパなどグッズも、しっかり充実していました。

カップボード
こちらのカップボードにはお水、コーヒーメーカー、各種グラス、ポットなどが綺麗に収められています。
カップボード内の案内
冷蔵庫内のドリンクのメニュー表付き。
冷蔵庫
冷蔵庫内には各種ドリンク(有料)。スペースに少しだけ余裕があるので買ってきたものも入れられます。
クローゼット
クローゼットは入り口すぐ。隣にも丈の長いコートもかけられます。バスローブも1着こちらに。
クローゼット
クローゼットが横並びでもう1つ。貴重品BOXはA4でも十分入る便利な大きさ。
ふわふわロゴ入りスリッパ
高級ふかふかスリッパはラグジュアリーコレクションのロゴ入り。
パジャマはセパレート。生地は柔らかめで心地よい。

シャンパン・フリーフローサービス!ガーデンライトへ

ホテル紫翠奈良にエグゼクティブラウンジはありませんが、宿泊時にはホテル敷地内の茶寮「世世(ぜぜ)」にて17時から1時間程度のシャンパン・フリーフローサービス「ガーデンディライト」がありました。茶寮「世世」は、旧興福寺子院「世尊院」を改修した建物。昼間はランチも楽しめる高級カフェとして営業していて、17時以降はホテル宿泊客専用となるそうです。靴を脱いで上がるので、素足の方のために足袋が用意されていました。

茶寮 外観
茶寮世世。寺院建築の雰囲気が感じられます。靴を脱いで上がります。写真はガーデンディライト開始前の時間帯に撮影。
茶寮 外観
庭側はこんな感じ。季節によっては縁側でガーデンライトを楽しむこともできるそうです。横にある大きな木がインパクトありますね。
宿泊時に頂いたガーデンディライトの案内。

中に入ると、ゆとりある贅沢な空間。のんびりとシャンパンを楽しむことができます。この日は平日で、席が埋まることもなく、ゆったりと過ごせました。

茶寮 内観
意外と広い空間。テーブル席が多めで、窓際にソファ席が3席ほどありました。
カクテルタイム ドリンク
窓の外の中庭を眺めながらシャンパン頂きます‼ロゼの方はノンアルコール。

夜の露天風呂。坪庭もライトアップ

夜になると宿泊棟の入り口はライティングされていました。部屋もターンダウンサービスがありました。夜はまた雰囲気が変わって、奈良の静かな夜を露天風呂でのんびり過ごしました。

宿泊棟入り口。照明が石畳と植栽を綺麗に照らしています。
ターンダウンサービス
ターンダウンサービスで、ベッドメイクやパジャマを準備して頂いていました。
ターンダウンサービス
ベッドにミニチョコマフィン。氷は準備がなかったので、ルームサービスでお願いしました。
露天風呂の坪庭もライトアップ。夜の雰囲気もとても素敵。

中庭を眺めながらいただく和朝食

翌朝はホテル内のレストラン「翠葉(すいよう)」へ。旧奈良県知事公舎の客間を改装した空間で、2面の大きな窓から庭園の眺めを楽しみながら食事を頂くことができます。今回の宿泊は「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」というクレジットカードの無料宿泊特典で朝食無しのプランを予約していたのですが、マリオット・ボンヴォイのプラチナ会員特典で無料で朝食を頂くことができました。

朝食会場
サインもカッコいいレストラン入り口。
まだ混雑していない時間帯だったので窓側の席に案内してもらえました。中庭の緑や、さるすべりの花が綺麗。

朝食は和食。「吉野葛の卵餡掛け」をはじめ出汁が効いていてほっこりした味。フルーツなどもなく、あっさりとした朝食でしたが、旅の終盤の疲れた胃にちょうど良い、とてもやさしいメニューでした。

朝食メニュー
朝食は壱の膳、弐の膳の和食。
朝食
壱の膳はこちら。右下の「季節のお浸し」と左上の「豆腐の炊合せ」が優しい味。
朝食
弐の膳はこちら。左下は茶粥。白ご飯にもできます。ご茶粥とごはん、大和ポークを使った豚汁はお代わりできるそうです。

ホテルツアー

事前にホテルから頂いていたメールに案内があった「ホテルツアー」に参加しました。ホテル内をスタッフの方の説明と共に見て回ることができて楽しめました。ごく一部だけをご紹介します。

蔵をリノベーションした鮨&バー
ホテル内のレストラン、鮨&バー 「正倉(しょうそう)」。何と「蔵」をリノベーションしたもの。
蔵をリノベーションした鮨&バー
「正倉」の店内。高級鮨店ですね!

宿泊棟にあるフィットネスジム

宿泊棟に24時間利用できるフィットネス・ジムもありました。マシンがランニング、サイクリングなどが各1台の構成。

フィットネス・ジムに入るにはルームキーが必要。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 まとめ

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良」は、100年前の建物をリノベーションしたホテルで、ホテルツアーではその歴史や建物について詳しく聞くことができ、ちょっと風変わりで興味深い宿泊になりました。アップグレードしていただいた温泉露天風呂付の客室も快適で、滞在中いつでも何度でも温泉に入れる贅沢を味わうことができました。東大寺や奈良公園などの周辺観光はもちろん、徒歩圏内におしゃれなショップもたくさん。奈良駅や主要な観光地からも近く、奈良観光の拠点におすすめできるホテルでした!

現在と昔の融合を感じたロビーラウンジ。